おしゃれとか、ファッションとか正直何を見てもよくわからない。最低限、これをやっていれば「おしゃれなんだ」と思われる方法や考え方とかコーデ例はないですか?
という悩みに対してお答えします。
今回ご紹介するのは、かなり機械的にコーデを作るやり方です。しかし、その通りに実践すれば「最低限はおしゃれに見える」というレシピでもあります。
なので、これを実践すれば確実に最大限おしゃれになれるノウハウということではありませんので(;’∀’) そこんとこはご了承くださいm(__)m
ちなみに、メンズファッションで最低限そろえるべきアイテムは、こちらの記事を確認してください。
- 資格を持ったプロのスタイリスト
- スタイリスト歴2年、ファッション研究6年
- クライエントからスタイリングの結果モテた、つき合う人が変わったなどの声多数
- 考え方:一番地面に近いところから、順番に暗い色→明るい色に配置していく
- 具体的なアイテムでは、以下の通り身に着けていく
(1)黒いシューズ
(2)濃紺のパンツ
(3)アクセントカラーまたは柄のインナー
(4)白系のアウター - 最後にアクセントカラーと柄の追加を考える
- 具体的コーデ例
考え方:一番地面に近いところから、順番に暗い色→明るい色に配置していく
簡単に言うと、画像の通り下から順番に色を下から順番に暗い色を配色し、上に行くにつれて徐々に明るい色にしていくというやり方になります。
色に「重さ」という概念があります。これは人間の感じ方の問題なので、言葉だけでは説明できないことです。例えば「暗い色が多いと、全体の雰囲気が重い」と表現されるあの感じですねー。
わからない場合は単純に、「黒は重く、白は軽く感じる」ということを覚えておけば大丈夫ですよ(*^_^*)
そうした重い色を下に、軽い色を上に配置すれば、自然に見えるということをファッションに取り入れた初心者向けの方法です。
具体的なパーツごとの色のつかいかた
(1)黒いシューズ
(2)濃紺のパンツ
(3)アクセントカラーまたは柄のインナー
(4)白系のアウター(白系の柄でもOK)
ちょうど先ほどの図の通りに色を入れると、出来上がるイメージですね。
言葉だけではわかりにくいので具体的なアイテム写真で紹介していきます。
(1)黒いシューズ
例えば、こんな感じの黒くて上品な印象を与えやすいシューズを選ぶことができると、黒の重みと合わさって重厚感が出てきます。
もちろん黒スニーカーなどでも問題はありませんが、極力高級感や上品なイメージを持たれやすいアイテムを選んでください。
他にも黒スエードのローファー、ソールまで真っ黒な細身のスニーカーでもOKですよ。
ただし、いくら黒くてもダッドスニーカーとかのカジュアル過ぎるシューズは、上品さをプラスすることができませんのでNGです(;^_^A
(2)濃紺のパンツ
パンツは、濃紺デニムか濃紺チノであれば大丈夫です。
なお、パンツ選びについてはブランドや高級さよりも、サイズとフィット感を一番重要視しないといけません。
そのことについて、詳しくは以下の記事で確認してください。
(3)アクセントカラーまたは柄のインナー
初心者に使いやすいのは、スカイブルー系のアクセントカラーのTシャツ、もしくはボーダーのTシャツです。(写真参照)
特に、派手めな色や柄の場合、ファッションを勉強したてでは身にまとうことに抵抗感が出てしまいます。(私自身もそうでありました(;^_^A)
とはいえ、ここの色合いはよほど濃い色ではない限り、濃紺のパンツよりは明るい色になると思いますので、あまり難しく考えなくても大丈夫です。
(4)白系のアウター(白系の柄でもOK)一番のおすすめは白のGジャンですね。3月~6月、9月~10月は使えます。
但し、真夏だけは白シャツを使うといいです。(真夏はさすがに暑苦しいので^^;)
手入れや着こなしの注意点あるので、以下の記事参照。注意点を押さえておけば初心者でも大丈夫です。
最後にアクセントカラーと柄を考えて、バッグを足す
コーデ全体で「アクセントカラー」と「柄」それぞれ一つずつが入るようにします。
具体的には次の手順でコーデを完成させます。
・バッグ以外にアクセントカラーがなければ、アクセントカラーのバッグを使う
・バッグ以外に柄が無ければ、柄のあるバッグを使う
・バッグ以外で柄もアクセントカラーも入っていれば、普通のバッグを使う
ファッションで、おしゃれな印象を相手に与えるための必要な考え方として、
アクセントになるカラーのアイテム1つ、柄のアイテム1つをコーデ全体で取り入れる
という考え方があります。(何度かこのブログで繰り返していますが、それくらい重要な考え方です!)
先ほどまでの実践で、単純に服を着ているだけの男性よりはおしゃれに見えると思います。
が、最後にこの部分も忘れずに意識してください。
これを忘れずにいるだけで、街行く男性よりも頭一つ抜きんでることができます。
柄のバッグ、アクセントカラーのバッグについては、以下の記事を見てくださいね。
具体的コーデ例
これらのコーデは、どれもシンプルに先ほどまでの考え方を抑えているだけです。初心者にも抵抗が少ないブルー系でコーデを組み立てています。
が、街行く男性の平均点を超えた優良なコーデと言えると思います。
特に①と②については、まさに最初の図(↓)の色イメージそのものです。
もちろん③についても、アウターが白ではないだけで少しずつ明るくなっていっています。(ボーダーは黒と白なので、灰色に近いイメージとして考えるとわかりやすいかと思います)
このコーデの考え方は理解できても、本当に大事なのは、オシャレにキマる質の良いアイテムをチョイスできるかどうか?という点にかかっています。こればかりは、写真や動画でも最終のニュアンスまでは伝えられないので困ったもんですわ…(;’∀’)
最後に
コーデと合わせてみてもらえば、ここまでの考え方をそのまま使って十分におしゃれになれることが理解できたと思います。
とはいえ先ほど触れた通り、理屈がわかってもなかなか良いアイテムを選ぶことができないのも事実です。
理由は以下の通りです。
・パンツのサイズ合わせは、プロの買い物同行を経験しないと体得できない
・シャツやアウターのサイズを合わせるのが難しい(多くの人が何となくで選んでいる)
・素材の質感までは写真や動画では伝えきれず、リアルでお店に通わないと感覚を磨けない
こういう理由があるので、一度はスタイリストの人に一緒に買い物してもらうという経験が必要だと思っています。
1回の買い物同行だけでも大きく知識が増えると思いますので、ぜひサービスを受けてみることをオススメします(^_-)-☆
パーソナルスタイリストのみやびん(@miyabin5555)です!